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ハーバルアストロロジー

こちらのコーナーでは毎月一回アロマテラピーとハーブに関した内容を「ハーバルアストロロジー」として占星術の視点から今月のエッセンシャルオイルやハーブをご紹介していくコーナーです。

担当していただく先生はアロマセラピーサロン<Naturalis>主宰 岸 延江先生です。

先生の植物や占星術に対して幅広い知識をこちらでご紹介させて頂きます。

 

☆Asteridea☆ ハーバルアストロロジー【第7回】 天秤座*Libra

岸 延江(アロマセラピーサロン<Naturalis>主宰)

 

 いよいよ占星術上の10天体のなかの太陽が天秤座に入りました。天秤座の皆様、お誕生日おめでとうございます~☆♪ 一年365日に一回、自分の太陽が戻ってくる日なので、その事象をソーラーリターンとも呼ばれます。とても注目すべき一日、いろいろな事を身近に感じる特別な日であることを感じられるでしょう。

 天秤座は2要素の<陽>で、3区分の<活動宮>、4元素の<風>になり、COLD(冷)&MOIST(湿)の性質を持ち、シンボルは<♎>でモノを計る天秤を表すと言われ、まさにバランスがテーマとなります。バランスをとるという事は、どういうことでしょう。当たり前のことだと思いがちですが、ちょっとこの事を検証してみましょう。天秤座は弁護士のシンボルともなり天秤座の女神の手にもつ天秤は調和を、剣は力、眼隠しは平等を表し、その3つが正義を象徴するといわれます。

 人は大好きなモノは大好きと認識します。そしてそれは自分の身近におきたい、身につけたいという欲望が生まれるでしょう。得意なことは、どんどん上達しスキルアップしていくでしょう。逆に嫌いなモノ、不得手なモノはどんどん疎遠になり、自分の周りから形跡が無くなってくのではないでしょうか?それは当然な事でもあるのですが、もしかしたらそこに重要な事が隠されているかもしれないのです。しかしなんでも自分の領域にしてしまうには私たちには許容量というものがあるので、やはりどこかで選択していかなくてはいけないのですが、その時に大切なのがバランスをとるという事。

 いつも私たちは、選択を余儀なくされますが、その時に選ぶポイントはやはりその時にはピンと来たものを大切にしましょう。選択する気持ちがぶれない様にその裏にあるモノも含め自分の感性を日頃磨いておくことも大切です。天秤座のキーワードのパートナーシップという事もテーマになります。占星術上では牡羊座から乙女座までは、個人領域を象徴すると言われ、自分育ての領域星座といわれます。そして自分が成長して天秤座からの領域は対外的な領域へと進んでいくのです。そこで生まれるのが他者を認識するパートナーシップの精神。その間には緊張も生まれる事になりますので、調和やバランスがキーワードとなるといわれるのでしょう。

 天秤座の身体対応部位は腎臓と腰が代表的な部位になります。腎臓は体内の老化物を濾過し正常の循環を即し、腰は身体上、要(かなめ)となるところです。天秤座の方がこの部位が弱い、悪いというわけではありません。テーマになるという意味で捉えてください。

 天秤座を太陽が運航するこの時期、日本では豊穣の季節を迎えます。美味しいものもたくさん出てきますので、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意して毎日を送ってください。

 

オススメブレンド

下記の希釈率はホホバオイル10mlに6滴(希釈率:約3%)

精油を使ってマッサージや気になる場所に塗布する時など(傷口はNG)、必ず植物性オイル(ホホバオイル・スィートアーモンドオイルなど)で希釈してください。そのまま使うと、肌を傷める可能性など、逆効果を生む可能性もあるので注意してください。

ルームスプレーなどでお使いいただいてもよいでしょう。その時は無水エタノールまたはウォッカ30mlに下記の滴数×3をブレンドしてください。

@ちょっと特別な時に(男女ともセクシャリティUP)

*ローズ5滴、ブラックペッパー1滴

@ちょっと体が重く感じた時、婦人科系が気になる時

*ゼラニウム3滴、ローズマリー3滴

@スッキリしたい時&筋肉痛の緩和に

*ペパーミント2滴、ユーカリ2滴、ゼラニウム2滴

@スポーツ後の筋肉痛に

*バーチ3滴、ローズマリー3滴

 精油が入手しにくい時は、身近な食材でも対応可能です。その時はアンチエイジング、スキンケア効果という事を思い出していただくとよいでしょう。

 その中で豆類も天秤座の支配星である金星対応のハーブになります。ハーブというと、葉物類を想像される方も多いと思いますが、かつては食材そのものが<お薬>という分野で考えられていたのです。キャベツやレタスも実はお薬、ビールやワインに代表されるアルコール類もかつては修道院で気付け薬として、血行促進として作られ処方されていたのです。但し、アルコールの適量摂取はお薬の効果はあるかもしれませんが、過度の摂取は逆に病気を招くことになるので注意してください。修道院は薬草となるハーブだけでなく、体に対するあらゆるお薬の生産所でもあったのです。

 私たち、日本人にとって身近なお豆腐や湯葉はとても金星的な食材です。お味噌も大豆から出来ていますね。お豆腐のお味噌汁はまさに天秤座的食事かもしれません。それに三つ葉をプラスすればパーフェクト~☆ 納豆もとても金星的な食品です。ローズヒップもビタミンCたっぷりなのでハーブティーとしてお取りいただいてもよいでしょう。

お薬は<匙加減が大事!>

 私たちの日常もこのスタンスは大切でしょう。

 そして、十分な睡眠を確保することもとても大切な事なのです。今は科学の発達の恩恵で24時間頑張れる生活が出来ます。しかしこの事が実は自然のリズムを崩していることも事実です。日の出と共に起き、太陽の光を浴びるだけでも人は自然治癒力を改善すると言われます。

 ちょっと不調を感じた時、体と心のバランスをとる時、この事を心の片隅においてみてくださいね。

 

 

suger岸 延江プロフィール

IFA認定アロマセラピスト、英国占星術協会会員 薫物屋香楽認定香司

都内にてアロマセラピーサロン<Naturalis>主宰

著書<星が導き出すハーバルアストロロジー>

 

HP アロマセラピーサロン<Naturalis> http://www.naturalis.jp/